海外で過ごした「思い出」~インド編(レー・ラダック)~
宝塚市にある英会話・英語教室ココハウスのココです。
今回は、以前 インドに住んでいた時に訪れた インド北部の秘境「レー・ラダック(Leh Ladakh)」 についてご紹介します!
レー・ラダックは、インド最北部のジャンムー・カシミール連邦直轄領に位置する地域 で、標高 3,500m~5,000m に及ぶ山岳地帯で、まるでチベットにいるかのような風景が広がり、空の雲が手に届きそうなくらい空を近くに感じられる場所でした。
レー・ラダックの空港であるクシック・バクラ・リンポチェ空港(Kushok Bakula Rimpochee Airport)の標高は約3,256m。
日本の 富士山山頂(3,776m) と比較すると、、、
富士山山頂(3,776m) > レー空港(3,256m) となり、
つまり、レーの空港は 富士山の8合目(約3,200m)とほぼ同じ高さ にあります!
ラダック地方は標高が高いため、とても乾燥していて、砂漠のような山岳地帯なので、私は唇の乾燥がひどく、しょっちゅうリップクリームを塗っていました。笑
ですが、ヒマラヤの絶景を背景に、仏教寺院やチベット風の家々が点在する風景は圧巻で、まるで 「天空の王国」 にいるような異世界が広がっていました。
また、ラダックには多くのゴンパ(僧院)があり、今でもラマ僧(僧侶)たちが修行をしているため、チベット仏教の習慣が根付いており、私の住んでいたデリーなど他のインドの地域とはまったく異なる雰囲気です。
さらに、ラダックの至る所には チベットのマントラ(経文)が書かれた五色の旗 が風にはためいているのですが、この旗は 「タルチョ」 と呼ばれ、「風の馬(ルンタ)」 のシンボルとともに、祈りや願いを風に乗せて広めるものとされています。タルチョが風にたなびくことで、幸福や平和が周囲にもたらされると考えられており、神秘的で美しい光景が広がっていました。


また、ラダックを訪れるなら、絶対に外せないスポットがあるというので、標高約4,250mに位置する湖「パンゴン・ツォ(Pangong Tso)」 にも足を延ばしてきました。
パンゴン・ツォへ行くには、レーの町から 車(バンやジープ)で約5~6時間 かかります。
距離は約 160km ですが、標高の高い山岳地帯を越えるため、想像以上に体力を消耗しました。
この湖へ行くには、なんと標高5,360mの「チャン・ラ峠(Chang La Pass)」 を越えなければならないのですが、この峠は、世界で3番目に高い自動車道路 とされ、高山病にならないか心配しながら険しい山道をただじっとバンに座り到着を待っていました。
パンゴン・ツォの特徴
✔ 長さ約134km!インドと中国(チベット自治区)にまたがる湖
✔ 水の色が時間ごとに変わる神秘の湖(青・ターコイズ・エメラルドグリーン)
✔ 映画『きっと、うまくいく(3 Idiots)』の撮影地


到着した時は、少しぼ~っとしていましたが、あの美しい湖を見ると道中の疲れは一気に吹き飛びました。
また湖畔には、「きっと、うまくいく(3 Idiots)」という映画で使われたバイクが置いてあり、インド人の観光客の方はバイクにまたがり記念撮影をしていました。
なかなか気軽にインドという国に訪れることは難しいですが、
もし行く機会があれば、のんびりと過ごせる南インドも魅力的ですが、インドのおすすめスポットを聞かれたら「レー・ラダック(Leh Ladakh)」 をおすすめします!
次回は、インドの他のエリアも紹介してみようと思います!
お楽しみに!!